セラミックドット対応フィルムで綺麗な仕上りを・・・
80型ノア・ヴォクシー・エスクァイアのフィルム施工
スライドドアの内貼りに装備されているロールサンシェードの隙間を埋めるべくして ガラスの両サイドに施されたセラミックドット。ガラス面より わずかに隆起している為、フィルムが密着しにくく 全国で施工後のフィルムの剥がれ等が発生・報告されております。
当店では現在までフィルムの剥がれ等のクレームはございませんが、車外から見るとセラミックドットにフィルムが完全密着しない為におこる色むらが、多くのフィルム業者を悩ませております。 ●マウスオーバーで拡大します。
しかしながら ついにセラミックドット対応フィルムが発売となり、先日(H27,3月)に 試験貼りを致しました。このフィルムは通常のカーフィルムよりも糊(のり)の厚みが4倍ほどあり、わずかに隆起しているセラミックドットを糊に沈み込ませるように密着させていくというものです。
■この写真は以前に 通常のフィルムで施工したヴォクシーのものです。
※分かりずらかったら ごめんなさい。
このムラが気になる方には 非常に気になるモノで、施工する方も お客様になかなか説明が伝わりにくく大変だったりするのです。
私自身は あまり良法とは思いませんが、セラミックドットの部分を貼らないという選択肢もあります。
※ メーカー純正IRカットフィルムはセラミックドットの部分は貼らない仕様になっています。
■セラミックドット対応フィルムで施工!
試験貼りは 満足のいく結果でしたが、ここからが重大発表です。
このセラミックドット対応フィルムは現在のところ可視光線透過率5%と15%の染色2種類だけのラインナップです。最近IRカット機能付が登場したようですが・・・したがって薄い色のフィルムをご希望のお客様には このセラミックドット対応フィルムでの施工はできかねます事をご了承ください。また通常フィルムより多少価格がアップすることも重ねてお願い致します。
ドット対応フィルムのデメリットは?
フィルムの糊厚が通常のものと比べ4倍程度ある為、窓に対して極端に斜めから景色を見ると 景色が多少揺らいで見えます。運転には まったく問題のないレベルの話です。
外から見るとドット部分が密着して綺麗に見えますが、ドライアー等で温めながら圧着する為、車内から見るとドット部分にムラができます。
(これはフィルムの特性上 ご了承ください。)